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「最近NFTという言葉を聞くけど、どんなものなんだろう?」
「なんでNFTがこんなに話題になってるの?」
8歳の少年が作ったデジタルアートが最高180万円で取引されるなど、ニュースで最近話題の「NFT」。
この記事ではアートや音楽やゲームといった多くのコンテンツに広がるNFTについて解説します。

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NFTとは?簡単に説明
NFTとは、「Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)」の頭文字を取ったもので、日本語で「非代替性トークン」という意味です。
簡単に言えば『唯一無二であることの証明ができる技術』ということです。
NFT登場前には、デジタルデータはコピー・複製することにより量産でき、希少価値が有りませんでした。
そんなデジタルデータに、唯一無二の価値を持たせたのがNFTです。



非代替性の例を挙げると、下記のようなものがあります。
・「直筆サイン入り」の本
・歌手が歌ってる曲
・画家の描いた「原画」
NFTの特徴/でできること
NFTの特徴とできることは大きく分けて3つあります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
デジタル資産の所有者を明確にできる


NFTができる前はインターネット上にある資産(画像・イラストなど)の「所有者」を明確にするのが困難でした。
著作権は存在するものの、「自分がこの作品の唯一の所有者である」という証明はできず、コピーとの違いを明確にできなかったのです。
しかしNFTを利用すると、インターネット上の画像やイラストに対して「所有者」として証明することが可能です。
例えばあたなが所有するアート作品に対して紐づくNFTを発行すると、保有している唯一無二のデジタルアートであることが証明できるようになります。
誰でも作品を作成・発表できる


2つ目のNFTの特徴は誰にでも作成・発表できることです。
NFTはブロックチェーンを作った技術なので、プログラミング技術が無いと作成できないと思いがちですが、知識がない方でも意外に容易にNFT作品を作ることが可能です。
デジタルデータをアップロードするだけで、簡単に作品をNFT化することができます。
色々な設定をプログラム可能


NTFは様々な条件をプログラムすることが可能です。
NFTはイーサリアムなどのブロックチェーンをベースに作られるので、スマートコントラクトを利用できるからです。



スマートコントラクトとは自動で取引を実行・記録できることです。
スマートコントラクトを利用することで、NFTに様々な機能をプログラムできます。
プログラムすることで、「自動的に制作者に報酬が入る仕組み」が作れるなど、人の手を介さずに取引が可能になるわけです。
NFTの具体例
次にNFT技術を使用した事例を見ていきましょう。
NFTの事例①|デジタルアート


2021年3月11日、デジタルアーティスト・BeepleによるNFTデジタルアートのコラージュが、オークションで6900万ドル(約75億円)の値を付けました。
これまでデジタルアートには、唯一無二の価値を保証することができませんでしたが、NFTによってデジタルアートの価値が一気に高まった事例となりました。
NFTの事例②|ツイート


2021年3月22日、ツイッター創業者ジャック・ドーシー氏の15年前のツイッター初投稿がオークションにかけられ、3億円超の高値をつけました。
NFTによってツイートのようなデジタル資産も競売できるという事例となりました。
NFTの事例③|ゲーム


ゲームは2021年現在、NFTの技術が最も多く使われている分野の一つ。
ブロックチェーン技術で作られたアプリをdAppsと言います。
そのdAppsゲーム内で、使われるアイテムやキャラクターとしてNFTの技術が実用化されています。
NFT化することでゲームキャラやアイテムはゲーム外でも価値を持つようになりました。
売却して利益を出したり、強キャラとしてほかのゲーム内で活躍させることが可能になったということです。
NFTの事例④|トレーディングカード


世界トップレベルのバスケットボールリーグ「NBA」のトレーディングカードゲームはNFTを利用して作られています。
NFTを利用して作られたデジタルカードは、各選手のハイライトプレイ動画が入っており、レアなシーンや選手のカードは非常に高値で取引されています。
トレーディングカードにはどの業界にも熱心なコレクターが存在し、レアなカードは高額で取引されることも多いです。
NFTの事例⑤|メタバース


近年、大手企業がこぞってメタバースの分野に参入してきています。
そのメタバースは、NFTを組み合わせることによって可能性が広がります。
例えば、自分の絵などの作品をNFT化することで仮想空間内で販売することができます。
今後、大手企業が参入し、仮想空間内に商店街やショッピングモールが続々増えていくことでしょう。
メタバースについてより詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。


NFT取引に必要なイーサリアム(ETH)について


イーサリアムは、スマートコントラクト機能を備えた分散型アプリケーションプラットフォームです。
NFT発行は主にイーサリアムというブロックチェーン上で行われます。
イーサリアム上で使われる通貨はEther(イーサ)といい、イーサリアムを利用する際にかかる手数料をGas(ガス)と呼びます。
NFTを売買する際にはこの「ガス代」と呼ばれるネットワーク手数料がかかります。
イーサリアムで取引処理するための利用料だと思ってください。
イーサリアムは日本でも人気は高く、ビットコインに次いで時価総額第2位の暗号資産(仮想通貨)です。
おススメの仮想通貨取引所(GMOコイン)


最近、国内外で様々な有名人や企業がNFT産業に進出する中で、自分もNFTを購入してみたいと考えている方も多いと思います。
様々な国内の仮想通貨取引所がある中、GMOコインの利便性が際立ってきます。
今回は、GMOコインがNFT投資に適している3つのポイントについて解説します。



GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネット株式会社のグループ会社であるGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
GMO証券など金融サービスの運営ノウハウがGMOコインにも活かされており、高機能トレードツールがPC・スマホアプリでも利用できます。
初心者からトレーダーまで幅広いユーザーが利用するGMOコインの口座数は37.4万件を越えています。
販売所が初心者にも使いやすい
GMOコインは販売所と取引所でイーサリアムを購入できます。
販売所は注文プロセスがシンプルで、購入金額を入力するだけで相当する量の仮想通貨を購入できます。
仮想通貨投資が初めての方でもオンラインショッピングの様に使いやすいでしょう。
イーサリアムの板取引を利用できる
GMOコインの取引所(現物取引)でもイーサリアムを購入できます。
取引所は、板(オーダーブック)を介してユーザー間で売買するものです。
オークション形式で価格が形成されるので、販売所と比べてスプレッド(売買価格差)が小さく、実質的な手数料を抑えることができます。
仮想通貨の出庫(送付)手数料が無料
GMOコインでは日本円出金と仮想通貨出庫が手数料無料になっているので、資産の出金や移動をスムーズに行うことができます。
他社の場合イーサリアムの出庫手数料として0.005ETH(約1500円)前後かかりますが、GMOコインではこれが無料となっています。
イーサリアムのネットワークフィー(ガス)が数千円~数万円に高騰する近年、GMOコインの出庫手数料無料は投資家にとって嬉しい対応です。
まとめ


この記事ではNFTの意味の解説から「NFTの特徴」、「NFTの具体例」と幅広く解説していきました。
NFTは理解が難しい分野ですが、ゲームだけではなく、ビジネスの分野にも広がる可能性が期待できます。
今後さらに市場規模が大きくなる分野ですので、機会損失しないように知識を深めておきましょう!