2023年のおススメのプログラミング言語TOP10

この記事のランク
読む時間5分
重要度

「副業を始めたいが、どの言語を学べばいいか分からない」
「将来性のある言語を学んで活躍できるエンジニアになりたい」


プログラミングの学習を始めようと思っても、数百種類ある言語からどれから学べば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。

どのプログラミング言語を学習するかで、今後の就職・転職や将来の仕事・キャリアが変わる場合もあり、言語選びは悩みどころですよね。

そこでこの記事では初心者が学ぶべきおススメのプログラミング言語ランキングTOP10を紹介いたします。

これからプログラミング言語を学ぼうとしている方は、ぜひ言語選びの参考にしてください。

ななころ

Twitter(@nana_korobi04)でも情報発信していますので、
フォローいただけると嬉しいです!

目次

就職・転職におススメなプログラミング言語

まずは就職や転職する際におススメするプログラミングのランキングになります。

どの言語を学べば就職と転職に有利なのか、求人需要の多い順で見ていきましょう。

ランキング プログラミング言語 求人数
1位 Java 2,801
2位 JavaScript 1,751
3位 Python 1,642
4位 PHP 1,587
5位 C# 1,150
6位 Ruby 1,074
7位 C++ 772
8位 Go 755
9位 Swift 681
10位 C言語 672

1位はJavaになります。

Javaは求人需要が圧倒的に多く、プログラミングスキルを習得すれば就職・転職しやすい、おすすめの言語です。

企業の現システムはJavaで作られていることが多いため、新規案件だけでなく改修・保守に対しても求められるスキルになるのでしょう。

2位、3位はJavaScriptPythonです。

Javaに次いでランクインしたのが、WEBサイトやWEBアプリケーション開発で人気のJavaScriptや機械学習に強いPythonでした。

JavaScript、Pythonどちらとも学習の難易度が比較的低く、WEBエンジニアを目指す初心者・未経験者向けにも学びやすい、おすすめのプログラミング言語です。

副業におススメなプログラミング言語

コロナ禍でテレワークが進む中、多くの人々が副業を開始してきています。

それに伴って、クラウドワークスのような完全オンラインで主婦やフリーランスの方が案件を受注できるサービスが広がってきていますよね。

副業に求められるスキルは就職・転職とはまた異なりますので、副業への求人数を元に、ランキングを見て学習する言語を検討してみましょう。

ランキング プログラミング言語 副業・フリーランス案件数
1位 PHP 653
2位 Ruby 480
3位 Python 307
4位 Java 281
5位 Swift 209
6位 Go 170
7位 Kotlin 159
8位 C# 80
9位 Objective-C 65
10位 JavaScript 27

一位はPHPでした。

WEB開発で人気のプログラミング言語であるPHPの副業案件で最も多いのがWordPressでのWebサイト制作であり全案件の大部分を占めます

WordPress自体がPHPで開発されているので、PHPを習得すれば案件を受注できるようなります。

2位はRubyになります。

「Ruby on Rails」というフレームワークと組み合わせて、Webアプリケーションの開発を効率化できるため求人が多いのでしょう。

3位はPython

PythonはAI・人工知能やデータ解析で利用され、学習しやすさでも評判のプログラミング初心者におすすめの言語です。

副業の場合は企業のエンタープライズなシステムの開発技術ではなく、Webサイトを作成したりアプリ開発がメインになるため、Web開発の言語がランキング上位になっています。

将来伸びるプログラミング言語

次に、将来需要が増える可能性がある言語をランキング形式で発表します。
(私個人の意見になります)

上位は既に需要が高い言語が多いですが、まだまだ今後伸びる可能性が高いプログラミング言語になります。

ランキング プログラミング言語 将来性
1位 Python 5 out of 5 stars (5 / 5)
2位 TypeScript
4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
3位 Dart 4.5 out of 5 stars (4.5 / 5)
4位 Rust 4 out of 5 stars (4 / 5)
5位 Go 4 out of 5 stars (4 / 5)
6位 Kotlin 4 out of 5 stars (4 / 5)
7位 C++ 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
8位 JavaScript 3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
9位 Java 3 out of 5 stars (3 / 5)
10位 PHP 3 out of 5 stars (3 / 5)

一位はPythonです。

Pythonの将来性はとても高いです。
理由としてはPythonがAI分野に強いからです。

そして、これから確実にAIの波が到来し、AI人材の供給が圧倒的に足りなくなります。

今のうちにこの言語を習得すれば、将来需要の高い人材になれるかもしれないですね。

2位はTypeScripです。

TypeScriptの開発案件は急速に増えてきています。

この理由はGoogleの社内標準開発言語として採用されたこともありますが、それ以上に高需要のJavaScriptの代替言語であることが大きいでしょう。

3位はDartです。

Dartは、主にモバイル開発における強力なフレームワーク「Flutter」の開発言語です。

Flutterとは、2018年にGoogleがリリースしたスマホアプリ用のフレームワークです。
Flutterを使った開発には、「Dart(ダート)」が必要になります。

2021年、Googleは「Play Store内にある200,000のアプリケーションでFlutterが使われている」と発表しました。
それが理由でFlutterの需要が急速に伸びています。

プログラミング言語の平均年収

次に年齢別でプログラミング言語別の平均年収をランキング形式で紹介します。

これからプログラミング言語を学習しようと考えている方は、学習する言語の選ぶ基準の1つとして参考にしてください。

20代

ランキング プログラミング言語 年収
1位 R言語 476万円
2位 Scala 440万円
3位 Objective-C 407万円
4位 COBOL 406万円
5位 Perl 405万円
6位 VC・VC++ 404万円
7位 Python 403万円
8位 Swift 398万円
9位 Ruby 397万円
10位 Go 397万円

20代の言語別年収では、1位が「R言語」 476万円。

2位は「Scala」 440万円。

3位は「Objective-C」 407万円という結果になりました。

「R言語」はAI(人工知能)の向けの言語です。
同分野で利用される「Python」も7位 403万円と高順位にいることからも、AI(人工知能)の国内需要の高まりが平均年収に反映されたものと考えられます。

2位の「Scala」は、高い生産性と堅牢性を兼ね備えていることから、採用する企業が増え、求人の需要が高まり、平均年収も高まっています。

30代

ランキング プログラミング言語 年収
1位 R言語 569万円
2位 Go 562万円
3位 Perl 555万円
4位 F# 550万円
5位 Python 546万円
6位 C++ 521万円
7位 C言語 521万円
8位 Ruby 520万円
9位 Objective-C 519万円
10位 COBOL 514万円

30代の言語別年収では、1位が「R言語」 569万円。

2位は「Go」 562万円。

3位は「Perl」555万円という結果になりました。

「R言語」は20代同様に1位です。
同じAI(人工知能)の分野で利用される「Python」も5位 546万円と高順位です。

2位の「Go」は、Googleで設計されたC言語の置き換え言語です。
Webアプリやスマートフォンアプリ、ドローン開発の分野で利用でき、インターネットサービスを提供する企業を中心に採用されています。

40代

ランキング プログラミング言語 年収
1位 R言語 753万円
2位 C++ 633万円
3位 Python 624万円
4位 C# 616万円
5位 Scala 608万円
6位 Java 608万円
7位 PL/SQL 606万円
8位 C言語 605万円
9位 Ruby 603万円
10位 Swift 599万円

40代の言語別年収では、1位が「R言語」 753万円。

2位は「C++」 633万円。

3位は「Python」 624万円という結果になりました。

「R言語」が20代・30代と同様に1位です。また3位に同じAI(人工知能)の分野で利用される「Python」がランキングインしていることからもAI(人工知能)の分野への需要の高さがわかります。

2位の「C++」は、C言語を拡張した言語です。
ゲームから家電製品まで機械をコントロールするシステムで利用されています。

各言語の特徴

ここでは各言語がどういった特徴を持っているのか簡単に説明していきます。

ランキングと合わせて読んでいただけると理解も深まるかと思います。

Java

Javaとは、基本的にどんな環境でも使えるプログラミング言語です。
OSに依存することがなく、さまざま開発に利用可能です。

応用力が高い言語として昔から根強い人気があり、日本だけでなく世界でも用いられています。
Googleが開発に用いている「Google三大言語(Java、C++、Python)」の一つとしても有名です。

システム開発からWeb開発、アプリケーション開発まで、Javaが使えるシーンは多岐にわたります。
その中でも、大規模システムやAndroidアプリの開発を得意とする言語です。

Javaはもともと、プログラミング言語の祖とも言われる「C++」や「C言語」を元として開発された、次世代のプログラミング言語でした。

“Write once, run anywhere(一度プログラムを書けばどこでも実行できる)”を目指して作られたJavaは、現代でも進化し続け、IT業界の最先端で多くのエンジニアから支持されています。

JavaScript

JavaScriptは、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語です。

HTMLとCSSで構築されたWebサイトに動きを加えたり、さまざまなWebサービスを実現したりできます。

例えば、Webページに掲載されたたくさんの画像を横にスライドさせながら表示したり、お問合せフォームに入力された項目をチェックしたり、エラーメッセージを表示させたりすることも可能です。

他にも、ECサイトで商品を選ぶ際に使われるショッピングカートや料金を試算するシステムもJavaScriptで設計されていることがあります。

Python

Pythonは1990年代前半にオランダ出身のグイド・ヴァン・ロッサム氏によって開発されたインタープリタ型の高水準汎用プログラミング言語。

「読みやすく、効率もよいコードを簡単に書けるようにする」という思想がベースにあり、C言語やJavaなどと比較しても非常にシンプルな言語となっており、初めてプログラミングを勉強する方にとっても非常に取っつきやすいです。

Pythonは、Webアプリケーション開発システム管理、科学技術計算・Webシステムなど、幅広く利用されており、ここ10年ほどは機械学習ブームによって科学技術計算ツールとして高く評価されています。

Pyhthonが人気な理由には以下のようなものが挙げられます。

  • 設計思想の根底にある「シンプル」主義
  • 初心者でも学びやすい
  • 開発プログラムである「ライブラリ」が数万以上もある
  • モバイルアプリからWebアプリ、ドローンのプログラミングまで用途が広い

PHP

PHPは、Webアプリケーションの開発を得意とするプログラミング言語です。
1995年ごろに生まれ、200以上存在するといわれているプログラミング言語の中でも高い人気を誇ります。

PHPの特徴は下記になります。

  • シンプルな構文
  • 多くの情報がインターネット上にある
  • 学習コストが低い
  • 需要が高く案件が豊富
  • 強力なフレームワークがある

PHPはWebアプリケーションのサーバーサイドを実装するための言語のため、Webエンジニアが使うケースが多いです。

C#

C#はマイクロソフトが開発したプログラミング言語であり、読み方は「シーシャープ」です。
C#はWindows向けのアプリの開発にもっとも多く使われている他、スマホアプリやWeb開発でも一部活用されることがあります。

C#のメリットは4点あります。

  • 汎用性が高い
    C#はWindowsアプリを始め、スマホアプリ・ゲーム・Webアプリなど様々な分野で活躍できます。
    C#を習得することで応募できる求人が増えるため、キャリアの選択肢を増やすという意味でもC#はおすすめです。
  • CやC++に比べて簡単
    C#はCやC++に比べて習得が容易なのもメリットです。
    C#はCから派生した言語ではあるものの、CよりもJavaの影響が強いこともあり、Cのポインタのような難しい概念がありません。
    また、文法も比較的平易でありかつ覚えることも少ないため、プログラミング未経験が最初に習得する言語としておすすめできます。
  • オブジェクト指向で書ける
    C#はオブジェクト指向で記述することができます。
    オブジェクト指向とは、各データや処理内容などを「オブジェクト」という単位にまとめてソースコード全体を構築する考え方のことです。
  • ライブラリが豊富
    C#はライブラリが豊富なのもメリットです。
    ライブラリとは、よく使うプログラムが予めひとまとめになったもののことです。
    ライブラリを使うことで自分でプログラムを書く手間が省けるため、開発効率が上がります。

Ruby

Ruby(ルビー)とは、1995年に一般公開されたオブジェクト指向スクリプト言語です。
このスクリプト言語とは、アプリケーションソフトウェアを作成するためのプログラミング言語のことです。

Rubyの制作者は「まつもと ゆきひろ(通称:Matz)」さんで、製作者自身が好きな言語の一部(Perl、Smalltalk、Eiffel、Ada、Lisp)をブレンドして新しい言語としてRubyが作られました。

また、Rubyは日本で開発されたプログラミング言語の中で、初めて国際規格である「国際電気標準会議(IEC)」で認定されたプログラミング言語です。

Rubyはフリーソフトウェアなので、無料で使えることはもちろん、複製・変更、および再配布も可能となっています。
Rubyのコードはシンプルに書きやすく読みやすいので、知識の浅いプログラマーやプログラミング未経験者にもおすすめのプログラミング言語のひとつです。

C++

C++(シープラスプラス)とは、C言語を機能拡張したプログラミング言語で、略して「シープラプラ」または「シープラ」とも呼ばれています。

C言語は、1972年にアメリカの通信研究所「AT&Tベル研究所」が開発した、コンピュータを素早く作動させるプログラミング言語ですが、C++は、C言語にオブジェクト指向を加え、より効率よくプログラミングできるように作られています。

オブジェクト指向とは、オブジェクト(モノ)を作成と操作によってコンピュータを動かすプログラミングで、ゲームやスマホのアプリケーションから、ロボット技術の開発まで幅広く活用されています。

C言語とC++には互換性があるため、C言語を用いて作られたプログラムをC++に移行することも可能です。
そのため、C言語を勉強した次のステップとしてC++の習得にチャレンジする人も多くいます。

Go

Go言語とは、検索エンジンとして馴染み深いGoogleが開発したプログラミング言語です。

どのような言語なのかを一言で表せば、「シンプルかつ高速な処理が可能なプログラミング言語」で、有名なWebサービスの開発やサーバの構築などにも用いられています。

世界的な動画配信サービスの「YouTube」やフリマアプリとして知られる「メルカリ」、国内有数のグルメサイトとして名高い「ぐるなび」など、実際にGo言語を採用しているサービスやWebアプリは少なくありません。

またGo言語は、シンプルな構文である分「誰が読んでも分かるプログラムを書きやすい」という特徴があります。

そのため、複数人のエンジニアで並行してコーディングが行いやすく、用途を問わず「規模の大きいシステム開発に最適な言語」なのです。
処理速度の速さも相まって、同時にコーディングをしても作業効率が落ちにくい点は、Go言語の大きな利点と言えるでしょう。

Swift

SwiftはApple社が2014年に発表したオープンソースのプログラミング言語です。

Mac・iPhone・iPad・Apple Watchなど、さまざまなApple製品向けのアプリケーションをSwiftで開発していくことができます。

また一般的なWebアプリの開発までSwiftで出来るようになったので効率はさらに向上しています。

基本的に他のプログラミング言語ではApple製品向けのアプリケーションを開発するのは難しいので、Swiftは毎年のように人気が高くなっています。

C言語

C言語は1972年にAT&Tベル研究所で開発された汎用プログラム言語です。

UNIXといわれるOS(オペレーティングシステム)を開発するために作られた言語で、高水準言語の特徴を持ちながら、メモリ管理などのハードウェアの制御が行なえる低水準言語としても動作します。

そのため高い汎用性を持ち、特にハードウェアに密着した処理を必要とする分野での処理を得意とするのが特徴です。

OSから基幹系システム、ロボットなどの制御系、IoT機器への組み込み、宇宙開発など、動作環境の資源制約が厳しい、あるいは実行速度性能が要求される条件での開発を中心に、スマホアプリ開発やソフトウェア開発まで幅広い分野で活用されています。

その汎用性の高さから、2020年でもプログラミング言語人気ランキングでC/C++が上位になることがあるほど人気が高い言語です。

Kotlin

Kotlin(コトリン)は2011年ごろに発表されたプログラミング言語です。

JVM上で動作する静的型付けのオブジェクト指向で、静的なnull安全が保証されているのが特徴としてよくあげられます。

また、Scalaなどの現代的な言語からも影響も受けており、Javaに比べてコードの記述量が少なく済むといわれています。
Javaとの相互利用も出来るように配慮されている最新のプログラミング言語なんです。

2017年にAndroid公式開発言語に追加された事で、知名度がぐんと上がりました。

Objective-C

Objective-Cとは1983年にブラッド・コックス氏とトム・ラブ氏によって開発されたオブジェクト指向プログラミング言語です。

Objective-CはC言語をベースにSmalltalk型のオブジェクト機能を持たせた上位互換言語として誕生しました。
誕生当初こそ注目を集める言語ではありませんでしたが、Apple創業者であるスティーブ・ジョブス氏がApple社退任後に立ち上げたNeXT Computer社にて開発言語としてObjective-Cを採用したことから注目が集まり始めます。

以降、Mac OSのアプリ開発、iOSアプリ開発にて主軸のプログラミング言語として多くの開発者に使用されております。

こうして2010年中頃までiOSアプリ開発においてObjective-Cの独壇場が続いておりましたが2014年にApple社が発表したSwiftの登場によって新旧交代がおきております。

TypeScript

TypeScriptは、JavaScriptを拡張して作られたプログラミング言語です。
2014年頃にMicrosoftによって開発・発表されました。

TypeScriptで書かれたコードをコンパイルするとJavaScriptのコードに変換されます。
そのため、JavaScriptファイルが実行できる環境ならすぐに使えて、JavaScriptライブラリもTypeScriptから使用できるなど、互換性の高さが特徴です。

TypeScriptは、大人数のプログラマーが開発に携わる場合でもエラーを防ぎやすいように設計されています。
また変数のデータ型をあらかじめ決められることや、1つの関数定義で異なるデータ型の引数を処理できることなどの特徴があります。

これらの大規模開発に耐えられる仕様のため、2017年にGoogleが社内の標準開発言語としてTypeScriptを採用し、需要が拡大してきました。

TypeScriptは日本国内でも今後の普及が見込まれる、将来性の高い言語と言えるでしょう。

Dart

Dart(ダート/ダーツ)はGoogleによって開発され、2011年10月に公開されました。

Webブラウザ組み込み用スクリプト言語として、JavaScriptの後継言語を目的に設計されています

そのためJavaScript言語の問題点を解決し、さらに大規模なプロジェクトにも対応できるようになり、セキュリティ面での対策も大幅にアップしています。

言語の特徴については、その主な概要を下に挙げておきます。

  • クラスベースのオブジェクト指向言語
  • 大規模なアプリケーション/サービスの開発が可能
  • 優れたパフォーマンス
  • 高いセキュリティ性能
  • シンプルな操作性
  • エンジニアになじみのある文法
  • JavaScriptに変換可能
  • クライアント/サーバ両方のコーディングに対応

Rust

RustはC言語やC++に代わる新しいシステムプログラミング言語として開発されました。

「安全性、速度、並行性」の3つに注力されており、FirefoxやThunderbirdで知られるMozilla の公式プロジェクトで開発されているオープンソースの言語です。

多くのプログラミング言語が抱える問題点を解消するという目標を掲げたため、開発当初は破壊的な仕様変更を繰り返していましたが、2015年の1.0版リリース以降は、後方互換性を保ちながら6週間間隔で新しいバージョンをリリースしています。

複数の手法をサポートしたマルチパラダイムな開発言語であり、C言語に匹敵する処理速度を持っています。

マルチスレッドプログラミングに対応し、バグが発生してもシステムエラーを起こさない設計になっているなど、高い並行性や安全性を持つ一方で、Rustは習得難易度が高い言語という難点も抱えています。

公式でも問題点を重視し、学習曲線の改善を課題に挙げているため、今後、学習環境の整備とあわせて何らかの改善がなされることが期待されています。

R言語

Rは、オープンソースで利用可能な統計やデータ解析に特化したプログラミング言語です。

RはPythonやMatlab、Juliaといったプログラミング言語と同様にデータ分析や統計を得意とする言語です。

RはPythonやMatlabと比較すると、統計解析のプログラムを比較的短く記述することができます。
さらに、ハドリー・ウィッカム (Hadley Wickham) 氏が提唱した整然データ (tidy data)を扱うためのツールが充実しています。

R言語できることとして、統計やデータ解析に特化しているため、統計解析分野において、短いコードで統計処理を実施できる言語になります。

データアナリストやデータサイエンティストであれば、Python、Excel、SQLと同じくらい必須ツールの1つと言えます。

Scala

Scalaはオブジェクト指向言語と関数型言語それぞれの特徴を持ったハイブリッド言語です。
スイス連邦工科大学のマーティン・オーダスキー氏によって設計・開発されました。

ScalaにはJavaで出来る事が全て出来ると言う特徴が有り、「Javaの後継言語」「幅広い開発領域で使用する事ができる言語」としてじわじわと人気が出てきています。

またScalaはJVM(Java Virtual Machine )と呼ばれるJava仮想マシン上で動作する事ができます

JVMとは、Javaで記述したソースコードをパソコンで読みとってもらうための通訳機能です。Javaで記述されたソースコードはJVMで処理され、JVMがMac、Windows、Linuxなど様々なOSとやり取りしてくれます。

つまり、Javaで行う膨大な処理を簡単に記述できるようにしたものがScalaであると思って良いでしょう。

COBOL

COBOLとは、1959年に開発された古くからあるプログラミング言語です。

事務処理に最適な言語として開発され、国際的な標準化がおこなわれているプログラミング言語でもあります。
現在、COBOL技術者は非常に少なく、その人材は貴重な技術者でもあるのです。

COBOLが開発される以前、事務処理を行うコンピューターの言語は、機器を開発するメーカーによって異なっていました。
この自体を受けてアメリカ国防省が共通言語として提案し、開発されたのがプログラミング言語のCOBOLです。

COBOLのソースは、英語に近い記述コードでプログラミングすることができ、その他のプログラミング言語よりも比較的“読みやすい”ことも特徴の一つです。

Perl

Perl(パル)はプログラミング言語の一種で、1987年にアメリカ人ラリー・ウォールによって開発されました。

プログラミング言語の歴史でいうと30年以上で、歴史が長いため幅広い層に名前が浸透しています。
プログラミングに携わっている人の中では知らない人はいないくらいです。

誰でも利用できる言語で、UNIXやWindowsなどの環境下でも動作します。
C言語やシェルスクリプトなどの他言語の良い部分を取り入れて開発します。

Web開発に用いられることが多い言語ですが、最近ではその名前は少し影を潜めています。
現在ではPerlの他にもWeb開発に使われるメジャーな言語が増えているからです。

しかし使いやすいという定評が今でもあることは事実です。

VC・VC++

VC++とは、Visual Studioという統合開発環境(IDE)にパッケージングされている付属のIDE、「Microsoft Visual C++」のことを指します。

そもそもVisual Studioは、幅広いプログラミング言語をサポートしつつ、Webアプリケーションやゲームなどさまざまな開発を可能にする便利な統合開発環境です。

非常に便利かつ、多くの開発案件で求められるものなので、どんな開発を行うエンジニアでも使いこなせるようにしておきたいもののひとつです。

Visual StudioはMicrosoftが開発した統合開発環境ですが、Windowsの他にもmacOSやLinux、iOSやAndroidにも対応可能となっています。
できることが非常に多く、使いこなせれば開発できるジャンルや分野がかなり増えると考えてよいでしょう。

Visual Studio には有料と無料のものがありますが、基本的なサービスとなるCommunityは無料で利用可能です。
そのCommunityの中にVC++は含まれているので、学び始めようと思えばコストをかけずに始められるのが魅力のひとつです。

また、macOSでVisual Studioを使う場合はfor macOSをダウンロードすればすぐに使うことができます。

F#

F#(エフ シャープ)は、マイクロソフト社が 2005年に発表した関数型・手続き型・オブジェクト指向のプログラミング言語です。

F#の名称に使われている「F」は「 Functional (関数型)」に由来しています。関数型言語であること、C#と組み合わせて使えることが、F#の特徴です。

F#は、OCamlをベースにして開発が始まった言語です。

ベースになったOCamlは、関数型言語のMLから派生してオブジェクト指向が採り入れられたものですが、F#もOCamlと同じように、関数型とオブジェクト指向の特徴を併せ持つ言語仕様となっています。

PL/SQL

PL/SQLとはOracle Databaseにおいて使用するためにOracle社によってデータベース言語SQLを拡張して作成されたプログラミング言語です。

SQLが非手続型であるのに対し、PL/SQLは手続き型を採用しております。
それからも分かるようにPL/SQLという名称は「Procedural Language(手続き型言語)」が由来しております。

PL/SQLで作成されたプログラムを『PL/SQLブロック』と呼び、宣言部・実行部・例外処理部の3つの部で構成されます。

特徴として「SQLとの親和性が高い」「移植性に優れている」「パフォーマンスが高い」ことが挙げられます。

まとめ

この記事では様々な軸でプログラミング言語のランキングを見てきました。
選ぶ言語によって今後のキャリアが変わってきますので、この記事を参考にして学習する言語を検討いただければと思います。

またどのプログラミング言語でも、本で学ぶ方法やUdemyなどの動画教材を使う方法で、自分だけで独学も可能ですが、途中で挫折する方も多いのでプログラミングスクールなども検討してみてください。

オンラインで学びながら、チャットで質問可能なプログラミングスクールやオンライン学習サービスは挫折しづらく、未経験・初心者にもおすすめです。

★おススメのプログラミングスクール 【TechAcademy [テックアカデミー]】
・オンラインで完結するのでライフスタイルに合わせて受講可能です。
・1人ずつ現役のプロのSEがついているので、挫折せずに学ぶことができます。
・副業に必要なことが学べる副業コースもあります。
・学生には学生も割引があります。
・チャットで質問すればすぐにプロから回答が返ってきます。
・オリジナルサービス・アプリなどの開発までサポートしてくれます。

プログラミング技術を得てSEを目指したいという方は下記の記事を参考にして、SEの実態を知っていただければと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次