SE(システムエンジニア)って何するの?現役SEが語る仕事内容と年収

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最近、SE(システムエンジニア)に転職する方が多くなってきましたね。

私の職場でも年々新入社員の枠が増えてきたり、中途で入ってくる方も多いです。
ただ新入社員の中にはどういった仕事をするのか知らずに入社し、そのギャップで挫折する方が多いです。

この記事では「現役SE」の私が普段どのような仕事をしているのか、また年収についてご紹介していきます。

今から就職活動や転職を考えている方は参考にしてください。

ななころ

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目次

SEの仕事内容

SEの仕事としては顧客の要望や抱えている問題点をヒアリングをして、問題解決するためのソフトウェアの設計書やプログラミングを行うのが主になります。

よくプログラミングだけをすると勘違いされるのですが、上記の「顧客の要望や抱えている問題点をヒアリング」の比重も大きいです。

そのため「顧客との会議」や「社内報告」などで一日取られることも少なくありません。

図1がだいたいの私の一日の仕事比率になります。

見て分かると思うのですが、実際にPGなど手動かしてる時間が半分もありません。

もちろん会社や立場によってもこの比率は大きく変わりますが、「コミュニケーションを取る」ことはSEにとって重要なお仕事になるのです。

図1

設計・PG(プログラミング)と記載していますが、開発は具体的には下記の工程で進めていきます。(一つ一つの工程の詳細はネットでたくさん出てきますので省きます)

開発業務
  • 要件定義
    ⇒ 顧客の要望をヒアリングしシステムの全体像を決定
  • 基本設計
    ⇒ 要件定義で決まった内容をもとに、システム観点で設計する
  • 詳細設計
    ⇒ 基本設計で決まった内容をもとに、より詳細な内部処理方法を決定する
  • 製造・テスト
    ⇒ 詳細設計をもとに、プログラミングを行い、テストを行う
  • 運用・保守
    ⇒ 作ったシステムを安定的に動かすためにメンテナンスする

SEで辛いこと

次にSEの私が辛いと感じることを話していきたいと思います。

眼精疲労などの身体的な面もありますが、SEだからこその辛さを3点挙げます。

1.忙しさに波がある

IT業界全般に言えますが、リリース日(システム導入日)に近づくほど忙しくなります。

開発は予定通りに進むことはあまり多くありません。
顧客のヒアリングした内容と要望が食い違うこともあります。

しかしバグや障害があっても基本的にリリース日は遅らせるのは難しいです。

そのため納期が近づくと業務が重なり、ひっ迫することが多いです。

2.IT知識が必要

SEはプログラミング、インフラ、ネットワーク、セキュリティ、開発手法など幅広い「IT知識」が必要です。

ただ上記の知識がないと入社できないかというとそうではありません。

業務を進めながらその場その場で必要な技術を覚え、勤務外で自己自習して身に付ける方が多いです。

またIT技術は日進月歩なので、その時代に合った最新の技術情報を知っておかなければなりません。

「古い情報は捨て、新しい情報にアップデートする」ように自分自身も日々進化し続けないといけないということですね。

プログラミング言語の中で学習におススメなものは下記の記事で紹介していますので、是非参考にしてください。

3.人間関係

SEは基本チーム単位で動きます。一人でプロジェクトを抱えることはあまりないです。

また顧客の要求を取り入れながら、プロジェクトメンバーの意見との調整が求められることもあります。

様々な人とコミュニケーションを要するので、プロジェクトを成功させるためには人間関係が肝になります。

ななころ

人間関係が破綻した現場での仕事はかなり気まずいです。。
ただプロジェクトが成功した際には、大きな達成感を得られます

私はよくリリースを終えると、そのプロジェクトメンバーで打ち上げを開いてましたね。

SEの平均年収

SEとしてこれから働きたいと思っている人にとって、気になるのが年収ですよね。
SEの年収はスキルや経験、職種によって異なりますが、およそ400万円~700万円です。

平均年収は以下の通りです。【平均年収一覧(DODA「平均年収/生涯賃金データ2022」)】

職種 平均年収
プロジェクトマネジャー 671万円
ITコンサルタント 576万円
Webサービスエンジニア 413万円
SE/プログラマ 404万円
ヘルプデスク 345万円

SEと言っても様々なキャリアパスがあります。

プロジェクト管理がメインのプロジェクトマネージャーであったり、Web系メインのWebサービスエンジニアであったり、種によって年収に大きな開きがあるのが特徴です。

逆に言うと高度なスキルや経験があれば高額所得者になるのも夢ではありません。

SEになるために必要な能力

SEに必要な能力はたくさんありますが、その中でも重要なスキルを3点挙げました。

1.ニーズにあったITスキル

まず必要になるのは、幅広いITスキルです。

ITは日々進化し続けるため、その時新しかったものが4年経てば古臭いものに変わるのです。

業務を重ねていけば、ある程度その場で必要なIT知識は身に付いてきますが、それだけでは自己成長には繋がりません。

自己学習や情報収集を行い、常に新しいスキルを取り入れるようにアンテナを張る必要がります。

2.コミュニケーション能力

これまでもお話してきましたが、SEは一人で黙々と行うよりはたくさんの人が関わりながらプロジェクトを進めていきます。

そのため技術的能力はもちろん、コミュニケーション能力が欠かせません。

顧客とのコミュニケーションだけでなく、プロジェクトメンバーとの会話も大切です。

顧客が抱える問題の解決策を分かりやすく説明したり、チームをまとめるためにもコミュニケーション能力は重要になってきます。

3.マネジメント能力

業務経験を積んで、スキルを磨き続けていくと、プロジェクトの進捗管理やプロジェクトメンバーのマネジメントを任されることが多くなります。

スケジュール管理を行ったり、メンバーの負荷を分散するように調整したりと全体のマネジメントを行うため、SEにもマネジメント能力が求められます。

ななころ

私もSEとしてある程度経験を積んだため、現在はマネジメントと開発を半分ずつ行っています。

SEになるには

SEに必要な能力は「ニーズにあったITスキル」「コミュニケーション能力」「マネジメント能力」でした。

どれも重要な能力ですが、まず、技術的能力としてシステムの根幹を担う「プログラミング」の知識を身に付けると良いでしょう。 

基礎知識がなく独学で学ぶのが難しいという方はプログラミングスクールをおススメします。
おススメのスクールも載せておきますので、是非ご参考にしてください。

★おススメのプログラミングスクール 【TechAcademy [テックアカデミー]】
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