【まだまだ需要あり】SEとプログラマーの展望とこれからの働き方について

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近年人気が高まっているプログラミングのエンジニアですが、エンジニアは仕事内容に応じてさらに細かく分類されます。

そしてここで解説するのは、システムエンジニア(SE)とプログラマーについてです。
 
本記事では、システムエンジニアとプログラマーとはどんな職業か、この職業の展望と今後の働き方について解説します。

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目次

どんな職業?

大前提、エンジニアとは技術者のことを指すのですが、ここではプログラミングでのエンジニアという解釈で、記事をお読みいただけたらと思います。
 
そのためエンジニアは、プログラミングに関わる人全員が該当します。

このエンジニアを、プログラミングのどんなところを作業するかによって職業をさらに分けられます。

システムエンジニアとプログラマーが、プログラミングを細かく分けた職業名のうちの2つです。

システムエンジニアについて

システムエンジニアが担当する業務は主に、業務開始の部分です。

顧客の要望を聞き、どんなシステムにするかを設計していくことが、システムエンジニアの主な業務内容です。
 
そのため、システムを実際に作っていくのは、システムエンジニアの仕事では無いですが、プログラマーと同じスキルが求められます。

プログラマーについて

システムエンジニアが設計したシステムに基づいてプログラムを作成していくのが、プログラマーの仕事です。

プログラミングの世界に入って初めに配属されるのがこのプログラマーで、ここで実務経験を身につけていきます。
 
プログラムの内容やプログラミング言語は、千差万別ですが、とにかく「自分の手で作る」仕事であることには変わりありません。

システムエンジニアとプログラマーの展望について

仕事内容を把握できた上で、次にこれらの職業の展望についてみていきましょう。

結論から申し上げますと、システムエンジニアとプログラマーともに、今後10年の間は需要が絶えないという見込みがあります。

ご存知の方もいっらしゃると思いますが、日本では「2030年に最大79万人のIT人材が不足する」という予測が出ています。
 
このようにIT業界全体で、需要に供給が追いつかないことが予測されているので、どちらの職業も今現在で将来性が高いと言えます。

システムエンジニア

IT業界全体で人材不足が起きている中、システムエンジニアをはじめとする先端技術者の需要はさらに高いです。
 
システムエンジニアは、第一に高い技術を持っているということで価値があり、次に顧客との交渉からシステムの設計まで、技術と営業に関する業務をどちらもこなせるという両立性にも価値があります。
 
そして、そんなシステムエンジニアを欲しがるのは、IT企業だけじゃありません。
 
企業内部のIT技術強化が急務とされている一般企業が多い中で、システムエンジニアはこのような場でも求められています。
 
しかし一般企業の場合、システムエンジニアは欲しいけれどそこに対応できる人材が社内にいないということで、求人活動はしないところもあるので、一般企業で求人を出すのは稀だと言えます。

プログラマー

プログラマーも、万年人材不足です。

需要がある職業であり続けるので、新しいスキルを習得しながら仕事し続けるのがおすすめです。

今後の懸念と解決策

どちらも「視界良好」な職業ですが、いくつか懸念もあります。

システムエンジニア

①雇用形態について

契約社員の扱いでシステムエンジニアとして働く場合、収入や福利厚生の面で正社員よりも待遇が劣る場合があります。

今後起こりうることを考えた上で、今一度雇用状況を見直してみましょう。

②最新の知識をすぐに習得しなければいけない

これはどちらかというと各個人の心配事になりますが、システムエンジニアという管理的な業務をしている以上、最新の知識をすぐに習得していく必要に迫られます。

そのため新しいことを吸収し続けるのが難しい人は、システムエンジニアとして仕事するのが難しくなるでしょう

プログラマー

①AIに置き換えられる

単純作業の部分くらいは、AIに置き換えられる可能性もありますが、とはいっても結局AIに仕込むプログラムを作成するのも人間なので、それほど心配する必要は無いと思います。

②海外に移転する企業が増える

人件費の安い国や労働者人口が多い国に、業務拠点を移転する企業が現れるという懸念です。

そうすれば日本国内にいても仕事が回ってこないということですが、この懸念は現実になる可能性があるかもしれません。
 
中には「海外に移転しても言語の壁がある」という理由で海外移転が現実的でないとの指摘がありますが、これは企業側が言語を習得(大体は英語)することで解決できなくないので、今後海外に移転する企業があってもおかしくないと思います。

まとめ

本記事では、システムエンジニアとプログラマーの展望について解説しました。

いくつかの懸念はありますが、どちらも需要が旺盛な職業であるため、日々の勉強を欠かさず活躍し続けましょう。

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