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「プログラミング言語を学ぶ際、どのプログラミング言語を選んだほうが良いのか分からない…」
「難しいプログラミング言語は選びたくない…」
プログラミング初心者ではこのように感じてる方が多いのではないでしょうか。
何を作りたいか決めたうえでプログラミング言語を選択して学習を始めたのち、プログラミング言語自体の学習難易度が高いとなかなか勉強がはかどらないため、挫折してしまう原因にもなります。
この記事では、プログラミング初心者がどのプログラミング言語を選んだ方が勉強が進めやすいのか、プログラミング言語の難易度ランキングを紹介します。
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プログラミング言語ごとの難易度紹介
さっそく各プログラミング言語の難易度をご紹介したいと思いますが、1000以上もある言語を全て記載するのは難しいので、将来性や普及率を考慮して下記の言語に着目したいと思います。
【HTML/CSS】難易度★☆☆☆☆
HTMLはプログラミングするための言語というより、文字にタグ(目印)をつけるためのマークアップ言語になります。
HTMLは要素をタグではさむシンプルな文法なので、初心者でも簡単に見出しや段落の作成、リンクの挿入などを記載していくことができます。
ただ、HTMLだけでは特に動きがないWebサイトしかつくれないため、CSSを合わせて勉強することをお勧めします。
Webサイトのデザインをまとめて変更したり、微調整することができるため、ユーザーにとって分かりやすいサイトを作成することができます。
HTML/CSSはプログラミングをするための言語ではなく、Webサイトを作りこむための言語であるため、難易度は★1つです。
難易度は★1つ、Web上に公開されている情報も多いため初心者向きのプログラミング言語になります。
【JavaScript】難易度★★☆☆☆
ネットワーク上のサービスを提供する役割を持つ「サーバー」に対して、サービスを利用する側のコンピュータを「クライアント」といいます。
つまり、JavaScriptはユーザー側で実行されるプログラミング言語になります。
JavaScriptを使うことで、Webサイト上に表示されている画像やテキストなどの要素にアニメーションをつけることができます。
JavaScriptはWebサイトに動きをつける言語であるため、勉強していく中でアウトプットがしやすい、勉強した成果が目に見えやすい言語になります。
また、プログラムを記述する際のルールがシンプルで初心者でも理解しやすいため難易度は★2つです。
HTML/CSSを勉強した後にJavaScriptを勉強することで、WebサービスやWebアプリケーションで直接ユーザーの目に触れる部分であるフロントエンドの開発につながります。
こちらもWeb上に公開されている情報も多くあるため初心者向けのプログラミング言語になります。
【PHP】難易度★★☆☆☆
「動的」というのはアクセスしたタイミングや状況によって表示内容が変わることを指します。
JavaScriptはユーザー(クライアント)側で処理されるのに対して、PHPはサーバー側で処理されます。
PHPはサーバー側のデータベースと連携することが可能です。
サーバー側が持つ情報を表示できるため、「商品検索機能」や「予約機能」などに活用することができます。
HTML/CSS、JavaScriptはフロントエンドの開発に使用されるため、プログラムを記述した際、アウトプットが目に見えやすく、わかりやすく結果が表示されます。
しかしPHPはバックエンド側の開発でデータベースを使うため、プログラミング初心者が分かりやすい結果は出にくい言語になります。
ただ、Webサービスの一連の勉強をするには学習したほうがよいプログラミング言語になります。
プログラミング自体はシンプルで分かりやすいため難易度は★2つです。
HTML/CSS、JavaScript、PHPと勉強していくことで、Webサイトの作り方を一通り学べ、ある程度のアウトプットは出せるようになるでしょう。
Web上に公開されている入門ページや動画も多くあるため、参考にしてみましょう。
【Python】難易度★★★☆☆
「ライブラリ」といって様々なプログラムで再利用できるようにプログラムを部品化したものが豊富です。
すべてのコードを書かなくても必要なライブラリを使いながら経験を積んでいくことができるため、難易度は★3つとなります。
Web上に日本語の情報も多くでてくるため、参考にしてみましょう。
【Ruby】難易度★★★☆☆
フレームワークとは、WebアプリケーションやWebシステム開発の土台となる「枠組み」を作るソフトウェアを指します。
プログラムの構文が初心者でもわかりやすい言語ではあります。
しかし初心者には理解が難しいオブジェクト指向型の言語であり、フレームワークの勉強も必要となるため難易度は★3つとなります。
日本で開発された言語ということもありWeb上の情報が豊富なため、まずは動画を参考にすると取り組みやすいです。
【Swift】難易度★★★☆☆
Xcodeというプログラミングエディタツールを使ってプログラムを記述していきます。
プログラムの構文が初心者にはわかりにくいですが、Xcodeを使って対話的にプログラミング可能なため、デバッグ作業が行いやすく、難易度は★3つとなります。
iOSアプリ開発向けの言語ということもあり、人気が高くWeb上の情報も多くあります。
動画を勉強の足掛かりに活用しましょう。
【Java】難易度★★★★☆
オブジェクト指向言語として代表的なもので、大規模なシステム開発にもよく利用されるプログラミング言語になります。
プログラムを記述する際の構文が初心者にはわかりにくく、オブジェクト指向を理解してコードを記述するにも時間がかかるため、難易度は★4つとなります。
Web上に公開されている情報も多くありますが、関連書籍を合わせて勉強することでアウトプットを積み重ねていくことが勉強を続けるコツになります。
【C】難易度★★★★★
Javaと同じくコンパイル方式の言語で、人間よりも機械に近い言語であるため構文が初心者にはわかりにくく、エラーを解消するデバックの作業も初心者には難しいため難易度は★5つとなります。
難易度は高いですが、大学などの教育機関で学習対象となっているように様々なプログラミングの基礎が身につくので習得しておきたい言語の1つです。
歴史も古く、Web上に公開されている情報も多いため動画コンテンツや書籍を見ながら勉強を進めると理解が深めやすいです。
まとめ
この記事では各プログラミング言語の特徴と難易度を解説していきました。
自分が「どんなエンジニアになりたいのか」または「どんなもの作りたいのか」によって選択する言語は変わってきますが、初心者の方はまず難易度が低いものから着手すると挫折せずに学習を進めることができると思います。
ぜひこの記事を参考にどんどんキャリアを広げていただければと思います!
本記事で出てこなかったおススメのプログラミング言語も下記の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。