プログラミングの資格は必要か?取得するメリットとおすすめの資格について

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副業解禁やIT業界の需要拡大を受けて、プログラミングを学ぼうとする方が多くいらっしゃると思います。

エンジニアに転職するには、もちろんスキルを磨くことが必要ですが、何か資格を取得して転職に臨むのも考えておきたいですね。

本記事では、資格を取得するメリットと、おすすめの資格について解説していきます。

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目次

資格を取得するメリットとは何か

資格が無くても、プログラミングの仕事に携わったり、エンジニアに転職することは可能です。

第一にやるべきことは知識とスキルの習得であるからです。

そんな中でも資格の取得は、自分がスキルを磨き知識を得たことを示せる一つの指標です。

資格を保有していると聞けば、そのことについて知識があるのだろうと考えるように、周りに自分の経験を伝えられます。
 
また資格の勉強を通じて、プログラミングの学習を体系的に進めていけます。

プログラミングは勉強方法がよく分からず挫折するのもありがちなので、これを防ぐのに有効な手立てにもなるでしょう。

おすすめの資格について

ここからはおすすめの資格についてご紹介したいと思います。

①ITパスポート試験

プログラミングの中で最も難易度が低い国家試験でしょう。
 
この試験の内容は、どれもエンジニアとして知っておいて当たり前なものばかりなので、エンジニアとして働く上で有利になることはほとんどありません。
 
しかしエンジニアとして知っていて当たり前だとしても、基本知識が無いと成り立たないので、どの資格を受けるか悩んでる方はまずこの資格から試してみると良いと思います。

ITパスポートを取得するメリットは下記のとおりです。

ITパスポートを取得するメリット
  • ITの基礎が身につく
  • 他資格取得の足がかりにできる
  • 就職に活かせる
  • 国家試験だから認知度が高い

②PHP技術者認定試験

PHPプログラミングへの知識レベルを測る民間資格です。

PHPプログラムは、プログラミングでよく使われるスクリプト言語でありながら、プログラマー個人ごとにその知識量の差が開いている問題点はありました。

これを解決すべく設置されたのがこの試験です。
 
この試験は内容ごとにレベルが分かれています。

プログラミングの基本知識が問題となる「初級」、実用的な知識が問題となる「上級」、論文やコードの提出が求められる「ウィザード」に分類されます。
 
初級試験はITパスポート試験程度の難易度ですが、上級やウィザードはプログラミング試験の中でも難関レベルです。

まずは初級試験の合格から目指しましょう。

③情報検定

ITの検定試験の中でも特に歴史が長い試験です。

検定自体は3形態に分かれており、「情報活用試験」「情報システム試験」「情報デザイン試験」の3つがあります。

まず「情報活用試験」は、情報リテラシーや情報モラル、セキュリティーに関する内容が中心です。

この形態は社会人よりは、学生が自身のITリテラシーレベルを知るのに役立ちます。

「情報システム試験」では、情報処理技術の水準を測ります。

こちらは基本スキル、プログラミングスキル、システムデザインスキルの3科目があります。

エンジニアとして働きたい方には、まず第一歩目を踏み出す際におすすめしたい試験です。

最後に「情報デザイン試験」では、情報の伝達力を測る内容が出題されます。

IT技術の向上により、インターネット上でも多彩な表現を使ったコミュニケーション能力が必要とされています。

コミュニケーション能力が必要な試験ですから、これから社会人になる方や、マーケティングをはじめ、誰かに伝達する力を必要とする方におすすめです。

④マイクロソフト認定試験

マイクロソフト社が運営する試験です。

なぜIT企業が運営?と思われるかもしれませんが、マイクロソフトの製品が世界各地に普及しておりマイクロソフト製品への理解を深める重要性が高いのでこのように試験を設定しています。

そのため、プログラミングをする人間として、この資格を獲得して損はしません。
 
この試験は、3段階に分かれています。

まず初級レベルに該当するのが「Fundamentals認定試験」です。

この試験の中にもいろいろな資格が用意されていますが、どのみちすべての分野の基礎となる内容を扱っている試験なので、ここから受験を始めるのがおすすめです。

次に中級レベルに該当するのが「ロールベースの認定試験」です。

中級〜上級レベルに当てはまる試験ですが、この中にも無数の資格があるので、取得したい内容に応じて試験を選びましょう。

なお、2021年6月以降に獲得したロールベースの認定資格は1年後に期限切れになるので注意が必要です。

最後に上級レベルに該当するのが「Additional certifications」です。

この試験では、「ロールベースの認定試験」以上に専門的な知識を習得できて、また教育機関の必要な資格もあります。
 
想定されている受講者も、経験豊富なエンジニアや企業組織の管理者といった層なので、まずは初級中級の試験を通ってから受けるのがベストですね。

まとめ

本記事では、プログラミングでおすすめの試験について解説しました。

先述の通り、資格はプログラミングでは必ずしも必要ありませんが、自分の経験やスキルを示すにはおすすめなので、自分の状況に応じて取得していきましょう。

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