文系でもプログラマーになるのは可能か。文系におすすめ言語と向いている文系の特徴を解説

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昨今、プログラマーという言葉をよく聞くようになりましたが、文系理系問わずプログラマーになることは可能です。

「理系の仕事」というイメージが強いプログラマーですが、知識ゼロの文系の方も独学やスクールに通うなど様々な学習方法でスキルを獲得し、プログラマーとして働いている方が多くいます。

この記事では、文系でもプログラマーになるのは可能か、文系におすすめのプログラミング言語やプログラマーに向いている文系の特徴を紹介します。

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目次

文系でもプログラマーになるのは可能か

結論からいうと文系でもプログラマーになることは可能です。

一般的にプログラマーという単語からは理系の職種を連想する方が多いと思いますが、開発対象によっては理系的な知識のバックグラウンドがなくても活躍できるプログラマーも存在します。

ここではプログラマーの種類や文系からでもなれるプログラマーについて解説します。

プログラマーの種類

一言でプログラマーといっても開発対象や使用するプログラミング言語など必要なスキルは異なります。

プログラマーについて大枠で分類すると以下7種類に分けることができます。

プログラマーの種類
  1. Web系プログラマー
    ⇒ ショッピングサイトやSNSなどWebアプリ、Webサイトなどのプログラミングを行う。
  2. アプリケーションプログラマー
    ⇒ iOSやAndroidなどで動作するスマホアプリや、Windows、Macなどで動作するデスクトップアプリの開発を行う。
  3. ゲームプログラマー
    ⇒ テレビやパソコン、スマホなど、さまざまなデバイスで動作するゲームの動きや音楽などゲームの開発を行う。
  4. 組み込み系プログラマー
    ⇒ 家電や自動車の制御を行うシステムの開発を行う。 
  5. 汎用系プログラマー
    ⇒ 「メインフレーム」と呼ばれる1台の大型コンピューターで企業や政府の大規模な基幹システムの開発を行う。
  6. オープン系プログラマー
    ⇒ 汎用系とは反対に、一般的な規模のコンピュータを複数用いたシステムの開発を行う。
  7. 通信系プログラマー
    ⇒ ルータなどの無線通信に関わる製品のプログラミングを行う。 

文系からなれるプログラマー

プログラマーの種類について解説しましたが、組み込み系プログラマーに代表されるようにプログラミングの開発対象が家電などの機械の制御だった場合、バックグラウンドとして機械的な知識が求められるため、文系にはあまり適さないプログラマーだと考えることができます。

Web系プログラマーやアプリケーションプログラマーのように「アプリやサイトの見た目を作る」ことが求められる、理系的なバックグラウンドが必要とされないプログラマーは文系からでもなれるプログラマーになります。

上記で解説したプログラマーのなかで、文系からでもなれる、文系に向いているプログラマーは以下になります。

文系に向いているプログラマー
  • Web系プログラマー
  • アプリケーションプログラマー

必要な知識を習得すれば文系、理系のくくりは気にする必要はありませんが、高度な数学などの理系的な知識が求められる場合、文系の方にはハードルが高くなり挫折率が高くなってしまうため、当初はWeb系プログラマーのスキルを習得することがおススメです。

文系におすすめのプログラミング言語

どんなプログラマーが文系に向いているのか分かったところで、次は数百種類もあるプログラミング言語の中で文系におすすめの言語はどれか説明していきます。

また各言語の学習方法について下記の記事で紹介していますので、是非ご参考にしてください。

HTML&CSS・PHP(Webサイト制作)

主にWebサイトを作成するための言語になります。

HTMLはプログラミングするための言語というより、文字にタグ(目印)をつけるためのマークアップ言語になります。

CSSはスタイルシート言語といい、Webサイトの見た目を整えるための言語になります。

HTML/CSSはプログラミングをするための言語ではなく、Webサイトを作りこむための言語であるため難易度が低いです。

また、アクセスしたタイミングや状況によって表示内容が変わる動的なページが作成できるPHPも併せて習得をお勧めします。

HTMLの特徴と書き方については下記の記事を参考にしてください。

Ruby(Webアプリケーション開発)

Web開発で活躍するRuby on rails というフレームワークの元となる言語で、比較的簡単に記述、実行ができるスクリプト言語になります。

フレームワークとは、WebアプリケーションやWebシステム開発の土台となる「枠組み」を作るソフトウェアを指します。

WebアプリケーションはWebサイトとは異なり多機能で、コメントやデータ加工や動画視聴、ECサイトのような商品購入、銀行のようなお金の振込みなどができるサービスを受けることが出来るWEBサイトのことです。

HTML/CSS・PHPを一通り学んだあとにRubyを習得すると、体系的に学習することができWeb系プログラマーとしてのスキルアップにつながります。

Swift(スマホアプリ開発)

SwiftはiOSアプリ開発に利用されるプログラミング言語になります。

iOSアプリ開発向けの言語ということもあり、人気が高くWeb上の情報も多くあります。

Apple製品向けのアプリケーションをつくることができ、一般的なWebアプリの開発までSwiftでできるようになったため、開発効率も上がってきており、アプリケーションプログラマーを目指す方におススメの言語になります。

Java(ITエンジニアとして就職を目指す)

JavaはWebサービスから基幹システムの開発など幅広く利用される汎用的なプログラミング言語になります。

Androidアプリの開発やWebアプリケーションやゲーム開発、組み込みシステムなど広い分野で使われているため、将来、ITエンジニアとして高いプログラミングスキルを持って、文系理系問わず高度な知識が求められる分野で活躍を目指す方におススメの言語になります。

ここまで紹介した言語に比べ、プログラミング構文やデバック作業の難易度が上がり、できることの幅も広すぎるため「文系出身だけどとりあえずJavaを勉強してみよう!」という姿勢で取り組むと挫折してしまう可能性が高いです。

「自分はITエンジニアとして飯を食っていくんだ!」という強い気持ちがある場合や、ここで紹介した難易度が低い言語に触れてみて、より深く学びたいと感じた方はチャレンジしてみるとよいでしょう。

プログラマーに向いている文系の特徴

プログラマーは業務の性質上、人によって向き不向きがある業種になります。

プログラマーに向いている文系の特徴は以下の項目に当てはまる数が多い方になります。

プログラマーに向いている文系の特徴
  1. 集中力がある
  2. 想像力がある
  3. 好奇心がある
  4. 好奇心がある
  5. 論理的思考力がある
  6. 規則やルールを素直に受け入れる
  7. 妥協しない
  8. いつでも学習する意欲がある
  9. 柔軟な思考力がある
  10. 協調性がある
  11. 調べたり質問することにためらいがない
  12. 効率化を考えられる
  13. ものづくりが好き

資格を取得して業務を行う士業と異なり、プログラマーは時代の最先端を常に走り続ける職種であるため、「この言語をここまで理解できれば終わり!」という状況にはなりません。

常に新しい言語がでてきて新しいシステムが開発され、勉強し続けることが求められる職種になります。

変化を楽しむことができ、新しいことを吸収するのが好きな方は特にプログラマーに向いているといえます。

まとめ

本記事では文系でもプログラマーになれることについて解説していきました。

また文系に向いているプログラマーの種類や言語についても触れていきました。

プログラマーとしてのスキルアップを目指すとどうしても理系的な知識が必要になってくる場合があります。

そのため、理系科目が得意だった文系の方はよりプログラマーに向いているといえるでしょう。

初心者向けにプログラミング学習の進め方について下記記事で紹介していますので、是非ご参考にしてください。



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